第六話 初めての鬱病発症 続・休職期間

 

休職期間に入り、実家に帰り静養することになりました。

静養という単語は、「静かに自分を養う」と解釈出来ますが、鬱病で休み始めるととてもその様な穏やかな気持ちでは休めないです。

睡眠薬と安堵感で眠れるようにはなりましたが、寝ても寝ても疲れが取れず体も動かさない(動かす気力がない)ので、体が硬くなり肩こりや腰痛といった症状が出ます。

脳はまともな状態ではありませんので、悪いイメージが次々と思考に割り込んで苦しい日々が続きます。

「皆に迷惑かけた」、「私は失敗した」、「出来ない人間だ」といった余計なことを考えてしまうのですね。

実は、うつ病で休む前から正確には出張前からこのような状態だったと元気になった時に気が付きました。

つまり、前兆時から発症まで脳はこのような割り込み思考を継続させ、段々とあなたの脳を破壊していきます。最後は、まるでコップの水が溢れるようにあなたの脳を崩壊させていくのですね。

さて、この様な状態になる前に何等かの予防をし最悪の状態にならないように考え方・行動を矯正していくノウハウをご紹介していくのが、本サイトの目的です。

上記文章を読んでみて、単純予防方法に気が付きませんか?
そうです、悪いイメージが思考に割り込んでくるのであれば、割り込み前に良いイメージを割り込ませる、または悪いイメージの割り込みを防げば良いのです。

「仕事で追い詰められている時に、そんな考えになれる訳ないだろ!」と本サイト読者の方は思うかもしれません。

それでは、こう考えてみましょう。悪いイメージを脳に継続的に割り込ませると抑うつ状態に陥って働けなくなるといった事態が実際問題として発生します。

追い詰められて脳にダメージを加える、自分を追い込んで仕事をするのと、「ちょと待て、ここはひとつ立ち止まって悪いイメージの割り込みを発生させないようにしよう」と考え、脳を矯正していくのは、最終的にどちらが仕事の結果が良いほうに出るでしょうか?もちろん後者ですね。

こう考えると、いくら忙しくても立ち止まる勇気が出てこないでしょうか?是非、この考え方を取り入れてみてください。

さて、休養期間に入った私は毎日火燵に下半身を入れ猫と共に自分の割り込みイメージに苦しめられる日々が1カ月続くのでした。当然、悪いイメージの割り込みを防ぐなんていう知恵もない人間だったのですね。

親に「何故、会社を辞めさせてくれないのか?」と半ば半狂乱で質問したことを覚えております。

一歩も外に出ない、出ようとしない日々が続きました。

初めての鬱病発症 続2・休職期間 に続く

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