急性期の辞職、転職、天職願望は罠だ

うつ病や双極性障害の急性期、必ず考えることがあります。

「自分はこの仕事、業種に向いてないのではないか?」、「もっと他の職種が自分には向いているのではないか?」、「未だ天職には巡り合えていないのではないか?」といった考えになる方も多いと思います。

先ずこの不毛な考えを即刻やめてください。あなたが急性期にこれらのことを考えるだけ時間の無駄で危ないです。

転職するか、会社を辞めるかを選択出来る状況であれば、「元気になったら、考える」というスタンスでいてください。

また、「人を助ける仕事がしたい」といった考えになるのもパターンです。

確かに素晴らしい考えなのですが、急性期を抜けて段々と元気になってくると考えが必ず変わってきます。

かくいう私も今から医者になろうか、看護師になろうかと本気で考え学校を調べた時期がありました。

ここで一息いれてくださいね。

あなたがサラリーマンならば、雇用保険、健康保険組合に毎月支出しているのです。

日本は素晴らしい国で病気になったからといって、会社都合で即刻首には容易に出来ません。

傷病欠勤、傷病休職といった制度があります。その間は傷病手当金が支給されます。これらを活用して、決断を先延ばしにしてください。

急性期は、「動かざること山のごとし」です。このタイミングで決断することは後々の後悔につながります。

じっくり行きましょう。元気になって、脳が正常になって、やっぱり辞めます転職しますなら全く問題ございません。

自分が正常な時に決めたことは、後々の後悔にはつながりません。

また、次にお話しするのは天職願望についてです。

あなたは、日本には、どれくらいの職種があると思いますか?2012年12月時点での厚生労働省の調査結果で、28275種類あったようです。それから4年以上経過しているので現在はもっとあります。

この数字をみて天職なんて幻想だと気が付きませんか?自分にあった仕事は、本当に28275分の1しかないのでしょうか?

「自分は天職についた!!」という知り合いがいたら、暖かい目で見守ってあげましょう。

どうでしょうか?職なんて何でも良いという言い方は乱暴ですが、自分が正常に決断できる時に自分が納得した職につければ良いのです。

XX大学卒業で博士課程を卒業した私がそんな職にはつけない!といった変なプライドは捨ててください。

きっと今まで荒波にみえていたあなたの人生が、穏やかな風景に少しづつ変わっていくと思います。

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