第八話 初めての鬱病発症 続3・休職期間

 

火燵に一日中座り、悪いイメージの割り込みが続き、薬を飲み続けて1カ月とある変化が起きます。

起きている間私を苦しめ続けてきた脳への悪いイメージの割り込みが少なくなってきたのです。

かなりの変化だったので、今でもはっきりと覚えています。あまりにも症状が減ったので嬉しくなりました。

医者に「もう仕事できます」と早とちりしたくらいです。※医者には、未だ早すぎると注意されました。

この頃の私は、完全に割り込みがなくなった状態ではなく一日に十回くらいの割り込みは発生してしましたが、一日中苦しめられたいたのですから、かなり楽になったことを覚えております。

ここまで来て、やっと外に出るようになってきました。外を出るといってもあまり人に会いたくないので、近所を歩くくらいです。

今まで真っ暗に見えていた空がゆっくりと青くきれいな空に変化していきました。美しい自然すら綺麗だと思えなかったんですね。

そして段々と食欲も戻ってきました。一時は10kg減っていた体重もゆっくりと増えていきました。

ただ、人込みに入ったり、サラリーマンが仕事の話を近くでするような場所に行くと途端に調子が悪くなります。

ここでいう調子が悪い状態というのは、脳への割り込みが発生しそれに囚われる状態のことです。

こういった状態を客観的にみて、復帰は未だ早い、主治医のことを信じようと自分に言い聞かせていました。

さて、1カ月もの間脳の割り込みに苦しめられた私がある意味劇的な回復をしたのは何か理由があるのでしょうか?

この頃、私が疾患を治療する方法を使って自分で治療していたのでしょうか?

答は、NOです。私はコタツでうんうん唸って苦しんでいただけです。

ここでまた論理的に考えてみましょう。うつ病の原因となるものは、自分を追い込んだことによるストレス過多です。

1カ月の間私がやってきたことは、

1.会社に行かないで休む
2.睡眠薬を飲んで寝る
3.精神薬、抗不安薬を1日2回

以上、3つです。この3つが私の症状を1カ月かかって修復した理由と断言できます。残念ながら、この当時は思考の矯正は出来ていなかったのですね。

なにわともあれ、症状が回復してきたと思い込んだ私は少しずつ外に出る機会を増やしていったのでした。

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