第十一話 初めての鬱病発症 復職初期

 

3カ月の休職期間を終えた私は、元いた職場に戻ることになります。

この期間に読んできた本で復職の仕方が書いてあるものがいくつかありました。

共通しているのは、「スロースタート」、「軟着陸」といった内容で、最初は無理をせず、徐々に元に戻していきましょうということですね。

こういった前提知識がありましたので、出社した際に上司に相談し2カ月は残業なしで早く帰る、厳しい仕事はしないといった内容を承諾してくれないか?と相談させて頂きました。

当初疾患への理解が少ないと考えていた上司が、驚くほど簡単に私の申し入れを承認してくれました。

産業医が何か言ってくれたか、ご自身で調べて理解を深めてくれたのかもしれません。

その当時の上司と周りの方に大変感謝しております。ありがとうございます。

当時の私がアサインされていたプロジェクトは、続にいう社内システムの管理・運用サポートをする部隊でした。

私が所属する会社が委託契約という形で、サービス対象会社のサポート業務を受託し、勤務するといった内容です。

つまり、我々は常に客先におりますし無理な注文や突発的な仕事も引き受けなければいけません。

ストレスが溜まらない職場なんてないかもしれませんが、厳しい環境であったことは確かです。

また、サポート対象の会社が茨城にありましたので、サポートチームは所属会社の人達だけの構成ではなく協力会社の人、パートの人等総勢15人前後のメンバーがおりました。

正社員と協力会社とパートの人達が集まっておりましたので、待遇の格差や責任範囲、人間関係に至る様々な問題がありました。

楽しい職場というのも難しいとは思いますが、雰囲気は良くなかったですね。

皆さん、こんなことを私が投稿するとネガティブな感情になってしまうかもしれませんが、これらは事実でしたので記載させていただきました。

さて、復職当初の私の考え方をご紹介いたします。

先ず、復職当初に「残業はしない」、「厳しい仕事はしない」と宣言したため、これがアンカーとなり精神的に楽な職場環境を作れました。

バリア、盾みたいなものですね。言い方は悪いですが、疾患で休んで復職した場合、上司さえ説得出来ていればこのような環境が作れると思います。

再度体調が悪くなるのは絶対に嫌だと考えていたので、ずる賢く生きようとあるいみ吹っ切れていました。

そういった働き方が気に障ったのか、パートで入っていた女性に小言は言われたことはあります。

しかし、「自分の病気を治すことが第一」と全く気にしませんでした。

その頃、車通勤でしたので帰りは大好きな運転をしながらレンタルビデオ屋さんで海外ドラマシリーズのDVDを借り、学生街にある食堂で夕食を食べるといった贅沢な?時間を持てるようになりました。

最初の上司への宣言と環境作りがうまくいったので、私はゆっくりと自分のペースで復職初期を過ごすことが出来たのです。

本サイト読者の皆様の中で、これから復職することを予定している方がおりましたら、是非参考にしてみてください。

次回は、復職中期について投稿します。お楽しみに。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です